妊娠中は、体調の変化だけでなく何かとストレスに敏感になりやすくなります。
そのストレスが原因で、お腹の中の赤ちゃんに影響が・・・なんて、親戚やママ友から一言でも聞いただけで、余計なおせっかい、その一言が余計ストレスが溜まるのに!と思われたプレママさんもいるのではないでしょうか?
妊娠中に感じるストレスは、周りに理解されにくいもの。
それを穏やかに緩和できたら尚いいですね。
当ページでは、妊娠中のストレスを穏やかに解消する方法を紹介しています。
妊娠中のストレスに悩まされている方のお役にたてると嬉しいと思います。
目次
妊娠中のストレスで胎児へ影響について
妊娠中にストレスを受けると、生まれてくる赤ちゃんの発育に影響があるのは、医学的にも証明されています。
紛争地で生まれた赤ちゃんに早産や、未熟児の子供が多い様に、妊婦さんにストレスがかかると、生まれてくる子供が小児喘息や、情緒不安定、アスペルガー症候群になるなどのリスクも高まるのです。
かと言って、妊娠中および授乳中に、お母さんがすべてのストレスから開放されるかといえば、それは逆。
生まれてくる赤ちゃんが健康になる要因のは、妊婦さんがストレスを抱えずに生活する事がものすごく大事なのです。
妊娠中のストレスを穏やかに解消する7つの方法
妊娠中のストレスは、衣食住に及びます。
ならば、これから過ごす10ヶ月が、穏やかになる様に過ごせばいいのです。
あれもできない、これもできないというのではなく、これは出来ないけれど、別に今日やらなくてもいい。
その様に気持ちを切り替えていくのもストレスを発散させるひとつの方法です。
それでは、妊娠中のストレスを穏やかに解消する方法を具体的に紹介していきます。
食べたくない時には無理に食べない
悪阻が酷い時には、匂いや香りに敏感になり食材の匂いだけでも吐き気がしてくる人が殆どです。
お母さんが一時期食べられなくても、お腹の中の赤ちゃんは、お母さんの中にある栄養を貰ってきちんと育っています。
眠れる時に寝る
赤ちゃんの成長と共に、女性ホルモン『プロゲステロン』が多く分泌される妊娠中は、体のエネルギーを普段の三倍近くも使う為、眠気が襲ってくるのも当たり前。
ひとりで2人分毎日働いている妊娠中と思えば、眠くなるのも無理はありません。
小刻みな時間に、仮眠をしたり、休める時には、思い切って昼まで寝てみるのもいい事です。
食べる時は、お腹が減る前に少しずつ、腹5分目に
食べる時は、悪阻の時期はお腹が減る前に、パンやクラッカーなどを、少しずつちぎって食べましょう。
お腹が減りすぎると吐き気がするのも妊婦さんのストレスのひとつです。
悪阻が終わって食欲旺盛になった時も、お腹が空く前に栄養素の高いものを少しずつ口にする事で、ストレス太りが防げます。
カラーやパーマは妊娠後期に
葉酸を摂る様に言われるのは、妊娠初期で赤ちゃんの基礎が出来るから。
妊娠後期になると、お腹の中の赤ちゃんにいかにストレスをかけないかという事の方が大事。
生まれてから半年は目が回る程多忙になります。
今のうちにストレスを発散する意味でもパーマやカラーリングにいきましょう。
何かあったら駆け込める『駆け込み場所』を作る
外出先では、どこで体調不良になるかも判りません。
実家の他に、頼れる親友のアパート、家など、駆け込み場所を作っておきましょう。
出来れば、一泊できる所がお勧めです。
軽めの運動を心がける
子宮が大きくなるので、周りの臓器だけでなく股関節も圧迫され足が痛くなったり、便秘になりがちなのが、妊婦さんの悩みです。
これらを軽減する為にも、ストレッチを中心とした運動を心がけましょう。
少人数制で有料のヨガスタジオなどはお勧めです。
オシャレを楽しむ
マタニティ服や授乳服でオシャレをしてはいけないなんて法律もないのですから、カワイイ洋服を選んで、幸せな気分で妊娠中を乗り切るのが女性ならではの幸せですね。
妊娠中に夫にしてもらうべき事
この記事をお読みの方の中には、ダンナ様もおられるのでは?
旦那様がママになる奥様に出来る事と言えば、ズバリ、自分の都合を独身時代と同じ様に押し付けない事です。
深酒をして午前様になって帰ってきて、御飯の支度が出来てないから作れ、服にアイロンをかけろ、はたまた明日しか空いてないから明日TDLに遊びに行こう!
と、悪阻で苦しんでいる奥様を前にして、奥様が150%喜ぶ企画を立てたオレって偉い!と、主観的に、はしゃいでいる旦那様、いませんか?
ただ今二人目を妊娠中の奥様で、一人目の時の俺は、そういえばこうだった、という旦那様。
妊婦中の奥さんの家事は、『言われた事』を優先的に手伝いましょう。
余計な事をすると5倍怒られます。
くたびれてソファーに横になっている奥さんを、自分の行きたい場所へ、気晴らしだと無理に外へ引っ張り出さないようにしましょう。
思いやりのひとつです。
最後に、たまにはグチも聞いてあげましょう。
この時に『こうすればいいんじゃない?』と解決法を言わずに『つらかったんだね』というだけで、奥さんは報われるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
妊娠中に感じるストレスを緩めていくには、『今日はこれをやるべき』と自分の日程を決め付けず、ストレスを感じた時には、周りにも受け入れて貰う環境を作る必要もあります。
今回は、以下の様な形で、妊婦さんが感じるストレスを穏やかに解消する方法7つを紹介させて頂きました。
・食べたくない時には無理に食べない
・眠れる時に寝る
・食べる時は、お腹が減る前に少しずつ、腹5分目に
・カラーやパーマは妊娠後期に
・軽めの運動を心がける
・オシャレを楽しむ
・何かあったら駆け込める『駆け込み場所』を作る
この解消法で、少しでも妊婦さんのストレスや日ごろの閉塞感が、緩和されれば、嬉しいと思います。
是非少しずつでも実践してみてください。